大鰐線が2027年度末で廃止 | スチャラカでスーダラな日々

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弘南鉄道大鰐線 2027年度末で “休止” 「廃止」を前提 開業から赤字続く

中央弘前駅中央弘前駅中央弘前駅の窓口と改札口の様子弘南鉄道(青森県平川市)は2024年11月27日、赤字が続く大鰐線(大鰐-中央弘前、13.9キロ)について2027年度末で「廃止」とする方針を明らかにした。利用者の減少や同社の人員不足により、収支改善が見込めないため。

関係自治体の関係者約30人が参加し青森県弘前市役所であった協議会で、同社が「沿線市町村からの支援策を講じても、運行継続は困難」と意向を伝えた。

同社を支援する沿線5市町村は、やむを得ないとして異論は出なかったという。今後、関係市町村とともに「廃止」を前提に協議を進める。

成田敏社長は「公共交通機関として地域の足を守る重要な役割があるが、民間企業として職員を守るための決断だ」と話した。

宮下宗一郎知事は「大変残念だが、交通事業者としては苦渋の決断であり、重く受け止める」とのコメントを出した。

大鰐線は沿線の人口減などで慢性的な赤字経営が続いていた。1974年度のピーク時に約390万人の利用者がいたが、近年は約30万人と低迷。大鰐線を含む同社の昨年度決算は約2億3000万円の赤字だった。

ふるさと歴史館シリーズ06「地方鉄道黒石線の廃止」