



この木は「根上がりイチョウ」と呼ばれる樹齢300年を超えるイチョウの木です。下の写真は上の写真を縮小せず根の部分を拡大しました。
こちらイチョウの根が完全に露出しています。「根上がり」の名はここで名付けられました。藩政時代この一帯には矢場(弓矢を射る場所)の土塁があったといいます。
このイチョウの木は、土塁の上に植えられていたのだそう。ところが廃藩後、土塁が取り除かれたため、このような様子となったのでした。
あまりにも大きなイチョウだったので、スマホカメラの倍率を0.5倍にして超広角で撮影しました。そのため写真の端がいびつになっているかも知れません。
根上がりイチョウは2枚の組写真としていますが、わずか20秒で撮影角度を替えている間、あっと言う間にヒトが入れ替わりました。

