2023年 マルハニチロ佞武多会 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

2023年 マルハニチロ侫武多会

マルハニチロ侫武多会・ねぶた師 手塚 茂樹

2023年 マルハニチロ侫武多会 提灯2023年 マルハニチロ侫武多会 町印2023年 マルハニチロ侫武多会 鏡絵画題2023年 マルハニチロ侫武多会 太鼓曳手2023年8月6日に青森県庁前の立ち見スペースから超望遠レンズで撮影したマルハニチロ侫武多会のねぶたです。

題  名:三日月祈願 山中鹿之助
ねぶた師:手塚 茂樹

戦国の世。出雲国(島根県東部)一円で大きな勢力を誇った尼子氏は、当主 尼子晴久の死により衰退し、ついには安芸国(広島県西部)毛利元就の軍門に降り滅亡した。

尼子氏の家臣として数々の武勲をあげ、卓越した戦略眼を持つ事から〝山陰の麒麟児〟の異名をとる山中鹿之助幸盛は、その智将ぶりで他軍より引く手数多だったが「忠臣は二君に見えず」と一切の誘いに応じなかった。

ひたすら主家の再興だけを願い、打倒毛利軍を心に固く誓った鹿之助は、ある晩三笠山にかかる三日月へ静かに祈った。「願わくば 我に 七難八苦を与え給え」それは主権回復のためなら己を顧みず、どんな困難も乗り越えて見せるという覚悟の表れであった。

やがて祈りに呼応するかのように、鹿之助の周囲には復活の象徴である蝶が無数に舞い、幸運のフクロウが悠然と羽ばたく。そして全てを包み込むが如く、瑠璃色の麒麟が縦横無尽に夜空を翔けた。一途に尼子家復興を信じて奮闘した鹿之助の姿に、コロナ禍や戦禍などの災いが消え去り、再び平穏な世が戻る事を切に願う。

2023年 マルハニチロ侫武多会 太鼓曳手
2023年 マルハニチロ侫武多会 太鼓曳手

2023年 マルハニチロ侫武多会 囃し方・太鼓
マルハニチロ侫武多会 囃し方・太鼓

2023年 マルハニチロ侫武多会 囃し方・笛
2023年 マルハニチロ侫武多会 囃し方・笛

2023年 マルハニチロ侫武多会 鏡絵
2023年 マルハニチロ侫武多会 鏡絵:三日月祈願 山中鹿之助

2023年 マルハニチロ侫武多会 送り絵
2023年 マルハニチロ侫武多会 送り絵