茂森新町ねぷた同好会・絵師 三浦 吞龍
青森県知事賞・大型の部 第1位
絵師は三浦 吞龍さん。鏡絵は、水滸伝 黒旋風李逵奮闘の図。見送り絵が月の沙漠です。
茂森新町ねぷた同好会は、町内外130余名の会員で構成され、今年で同好会創立50周年記念の出陣となります。おなじみの青色の「マス」の形をした町印から始まる、ねぷたの原点にこだわった運行隊形は、提灯を持って先導する大先輩、元気な子どもたちが一体となって形成されており、ねぷたの良き伝統を感じさせます。
本ねぷたは木造で上下回転装置に頼ることなく常に進行方向を見据え信号機や看板をかわして進みます。小粒なねぷたでも大きく見せる躍動感あふれる「茂森流」回転技は必見です。
大型ねぷたをはじめ、ねぷた絵を貼った後、絵を少しでも美しくという思いで電球の位置を一つ一つ調整しているこだわりの灯りもご覧ください。力強い4尺4連太鼓を中心とした囃子方にも注目。