(25)テキサス州の猛烈な豪雨途中まで同行して下さった相方の姉夫婦は、次の街でサンアントニオの観光があるので手前の分かれ道で別の道を進みました。こちらは夕方過ぎに出発する帰国便の乗り継ぎ便に間に合うようにヒューストンまで戻ります。Templeの貸宿を出てからますます雨脚は強くなるばかり。右前方が予備タイヤで走っているのでスピードが出ません。後ろが詰まってきたら路肩を走行して後続の車を通します。
「次の信号で左方向」Google Mapで設定していた相方の携帯から日本語ナビが発声します。相方はテキサス州で車の運転をするためにGoogleのStreet viewでシミュレーションをしました。そのため他の道路に行くと混乱するので決まった道路しか走れないのです。
左方向に行かず真っ直ぐ走ります。やがて見覚えのある風景が近づきます。行きにタイヤがパンクして修理場所となったCameron exxonです。おっちゃんには大変お世話になりました。
でも車はそのままスルーします。おっちゃんは夜勤なので、昼間に行っても会えないのです。皆既日食翌日の新聞が買えなかったときのために「皆既日食翌日の新聞を数部押さえておいてください」と頼んでいたのですが、約束を反故にしてしまいました。Cameronを過ぎて更に南下すると所々雨脚が強くなる地域もありますが、その頻度は段々と少なくなってHoustonが近づいた頃にはすっかり曇り空となっていました。空港に近づくと渋滞が激しさを増します。