これまた知られていませんが、岡山と香川も「石島(井島)」で陸続きです。ゼンリンで挙げられている瓢箪島は無人島ですが、石島(井島)は有人島のため定期船もあり渡航も可能です。大鎚島も岡山と香川の県境を有します。
井島(いしま)は、瀬戸内海の直島諸島に位置する島のひとつ。島内には岡山県・香川県の県境が引かれており、岡山県側の地域は石島(読みは同じく「いしま」)と表記される。
行政上は岡山県玉野市および香川県香川郡直島町に属する。郵便番号は706-0306。2015年(平成27年)1月時点で人口92人、2011年(平成23年)時点で38世帯は全て岡山県側に居住。
玉野市胸上地区から南に5.2km、船で15分、宇野地区から東に5.2km、船で15分の海域に位置している。東端に戸尻鼻、西端にヘラガ崎と呼ばれる小さな岬があり、この岬を東西に結ぶ稜線に石島山がある。
この稜線を境として北側が岡山県、南側が香川県の行政区域となっているが一部の県境は確定していない。有人島において島内に県境があることは、非常に珍しいことであるとされる。
人口は緩やかな減少傾向にあり、少子高齢化も進んでいる。島の唯一の教育施設であった玉野市立胸上小学校石島分校には、最盛期の1959年(昭和34年)には69人の児童がいたが、その後児童数は緩やかに減少していった。2011年(平成23年)に最後の児童が卒業し、3月25日に休校となった。