桜茶の淹れ方 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

さくら茶(花びら茶)

関山桜茶関山桜茶弘前城 東門前の関山淡いピンク色がかわいらしい桜の花びらが開く「桜茶」。結納や慶事といったお祝いの席でもてなされるお茶ですが、桜茶の入れ方や出すタイミングなど、マナーを意識したいと考える方も多いのではないでしょうか。

今日では桜茶と呼ばれていますが、桜茶とは塩漬けの桜の花びらにお湯を注いだ飲み物です。時は遡り江戸時代、お見合いや結納、婚礼といった大切な祝いの席では「お茶を濁す」「茶々を入れる」という意味につながるので「お茶を飲むこと=縁起が悪い」とされていました。

そこで登場したのが桜茶(桜湯とも呼ばれます)。花が満開に開く桜に見立て、お湯を入れて花開く姿から江戸時代の縁起物として親しまれていたとされています。

桜茶は市販でも気軽に購入できます。多くの場合は塩漬けされた桜茶の花びらが瓶詰めや袋詰めにされており、お手頃なものなら40gで300〜500円くらい、国産でこだわりのあるものなら800円くらいで購入ができます。

桜茶に使われる多くの桜は、濃いピンク色が印象的な八重桜。ほんのり塩気がある味とやわらかな桜の香りが漂い春気分を満喫できます。

結納など桜茶を出す側である時は、結納品を飾り終える頃が桜茶を出すタイミング。タイミングが読めない場合は、相手側のご家族が来られた時に出す流れでもOKとされています。また、お祝いの席で桜茶が出てきた場合は、基本的には飲み切るのがマナー。

桜茶の作り方