弘前城 追手門の2階には物見があります。戦が起こった時に遠くから敵の動きを監視したり、高いところから敵を攻撃したりするためのスペースでした。
弘前城の門のように、門の上に部屋がある形態を櫓門形式といいます。
追手門や南内門の2階の壁には 狭間 と呼ばれる四角形や三角形の穴が複数設けられています。この穴から銃口を入れて敵を撃つために備えたそうです。
この物見の内部に耐震補強用の筋違いが追加されました。上の画像が補強前で下の画像が筋違いで補強した後です。それでも昔の建物なので階段は急でトイレも設置しておりません。まさに戦のための建物でした。