


弘前城西濠に架かる春陽橋は、西濠を往来出来る唯一の橋です。この春陽橋は弘前城(旧・高岡城)の築城当時は架かっていません。西濠を隔て市街地の五十石町と西の郭に架かる春陽橋は、1932年(昭和7年)市民の通行の利便性のために架橋されて城内では最長の橋となりました。春陽橋がまたがる西濠は、ワシントンDCのポトマック湖畔に似ていると評されます。
西濠に沿った桜並木は「桜のトンネル」と形容され、桜が咲く時期は観光客で賑わいます。ソメイヨシノの満開時には、水鏡に映った桜の絶景を楽しめる大変人気のスポットです。
上の写真は、本丸側から撮影した弘前城西濠 春陽橋と桜です。下の写真は、逆側から撮影した弘前城西濠 春陽橋と桜です。橋の擬宝珠を支える柱で「春陽橋」と漢字表記なのが本丸側で、「しゅんようばし」と書かれた側が逆側です。
隣の写真は、西濠の濠端に沿う歩道から拡大撮影したソメイヨシノに覆われた春陽橋。こちらもライトアップされた夜になると、西濠に反射する春陽橋とソメイヨシノが大変キレイです。
