竹取物語は平安時代前期に成立した日本の物語。「現存する日本最古の物語」とされる。作者は不明で、正確な成立年も未詳である。竹取の翁(たけとりのおきな)によって光り輝く竹の中から見出され、翁夫婦に育てられた少女かぐや姫を巡る奇譚。
9世紀後半から10世紀前半頃に成立したとされ、かなによって書かれた最初期の物語の一つである。現代では『かぐや姫』というタイトルで、絵本・アニメ・映画など様々な形において受容されている。
翁が竹林にでかけると、光り輝く竹があった。不思議に思って近寄ると、中には三寸(9 cm)程の可愛らしい女の子が座っていた。二人は自分たちの子供として大切に育てることにした。