ディエゴガルシア島 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

Diego Garcia Approach

ディエゴガルシア島の地図1971年のディエゴガルシア島民ディエゴガルシア島は、インド洋に浮かぶイギリスの属領でチャゴス諸島中の一環礁である。イギリス政府によって、島全体がアメリカ合衆国に貸与されており、同国の海軍基地がある。インド洋にあるアメリカ軍最大の拠点であり、湾岸戦争やアフガニスタン攻撃、イラク戦争の際にB-52戦略爆撃機、B-2ステルス爆撃機などがここから出撃した。

1966年にイギリスはアメリカ合衆国との間に同島を50年間貸与する旨の協定を結び、同時にイギリス政府は巧妙な方法で同島および他の2つの島から島民の追い出しを図る。

1973年頃、最終的に残った者たちをモーリシャスへ強制移住させた。右下写真は1971年に米国立測地調査所のチームが撮影したチャゴス人。

移住を余儀なくされた島民が、イギリス政府を相手に同島への帰還と補償等を求めて訴訟を起こし、現在も係争中である。

2016年12月30日、アメリカ合衆国による使用協定の期限を迎えたが、終了の通知がなかったため、規定に従って2036年まで貸与が延長された。ただし、モーリシャス政府はチャゴス諸島の返還後も改めて島をアメリカに貸与することを公言しているため、2036年以降も住民が帰還できるかは未知数である。

ディエゴガルシア島の面積は36km²でチャゴス諸島中最大、チャゴス諸島の南端に位置する環礁。島の西部に4,000m級の軍用の滑走路が一本ある。環礁のため平坦で丘陵・山地はない。

島及び周辺の海域はタイマイ、アオウミガメ、オオグンカンドリ、アカアシカツオドリ、クロアジサシ、インドヒメクロアジサシなどが生息しており、2001年7月に島の一部がラムサール条約登録地となった。

ディエゴガルシア島
ディエゴガルシア島