



津軽弁が難しかった。何度やっても出来ない発音なんかがあって、現場でも何十回とチェックをうけて苦労しました。
それが映画を観たらセリフの量がそうでもない。こっちは七転八倒しながらセリフと格闘したから、大量だと思い込んでいたんですね。
映画はラスト近くで、ぎくしゃくしていた親子関係が、お互いの存在を身近に感じて、優しい気分になっていくシーンがあります。
僕自身はそのシーンで何だか幸せな気持ちになりました。人は、争いより仲良くなっていく人をみると幸せな気分になるんだと。
弘前を舞台にした映画は毎年のように撮影されていますが、ドラマ嫌いの弊ブログ管理者でも知っている俳優であり重鎮の小林薫さんが出演されるとは思わなかったです。
小林薫さんは、御年71歳になる俳優界では重鎮クラスのベテランです。よく難解な津軽弁に挑戦されたと思います。
年齢から言って父親役は多少無理がありましたが、味のある俳優さんと言うことで父親役に選ばれたと思います。
