


と明かした上で、本作について「ギクシャクしていた親子関係が、お互いの存在を身近に感じて、優しい気分になっていくシーンがあります。僕自身はそのシーンで何だか幸せな気持ちになりました」と話す。
監督はベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭、バンクーバー国際映画祭など各国の映画祭で高い評価を得て「過ぐる日のやまねこ」(14)ではマラケシュ国際映画祭で審査員賞を受賞した鶴岡監督が務める。
本作のタイトルにある“バカ塗り”とは、完成までに四十八工程あり、バカに塗って、バカに手間暇かけて、バカに丈夫と言われるほど、“塗っては研ぐ”を繰り返す津軽塗のことを指す言葉。
失敗を繰り返しながらも日々を積み重ねていく人生を表しているかのような、日本が誇る津軽塗と、師弟そして父娘の絆を描いた映画が誕生した。
モデルプレス
より記事を引用
