

この日、ミュージシャンの細野晴臣(当時30歳)は自身のアルバム『はらいそ』の1曲「ファム・ファタール」の録音で、坂本龍一(当時26歳)と高橋幸宏(当時25歳)とセッションしたあと、彼らを自宅に招いた。
そこで細野がおにぎりをふるまいコタツに入りながら、かねてより考えていたYMOの構想を話すと、2人も意気投合、グループ結成にいたる。
説明で細野が見せたノートにアメリカのミュージシャン、マーティン・デニーの楽曲「ファイアークラッカー」をシンセサイザーを用いたディスコサウンドでカバーし、そのレコードの売り上げ目標は世界で400万枚と書かれていた。
文春オンラインより記事を引用
