


この企画は大瀧詠一の提案もヒントになったらしい。既に中古レコードも集め始めてはいたものの、復刻とはいえど新品のレコードで聴く「スーダラ節」や「ハイそれまでョ」は格別であった。
クレージーキャッツは1985年に結成30周年を迎えて再び結集。10月にフジテレビで記念番組『アッと驚く! 無責任』が放映された。
そこへ80年代のクレージーキャッツ最大のニュースが! 大瀧詠一がクレージーの新曲を手がけることになった。
サントリービールのCMソングとなった「実年行進曲」は「新五万節」とのカップリングで1986年3月にリリースされた。作詞はもちろん青島幸男。
デビュー盤「スーダラ節」と同じポジションでメンバー揃ってジャケット撮影されるという凝りよう。
レコード盤も当時を模した赤盤、かつての黄色いオリジナル袋まで再現された。ベースになった曲は青島×萩原コンビの「大冒険マーチ」。
「実年行進曲」より下の写真と記事を引用
