
今回のZTF彗星を遠隔操作できる望遠鏡を使ったオンラインサービス「テレスコープ・ライブ」の協力で、VTPではZTF彗星の画像を撮影してリアルタイムで公開する予定だ。軌道を分析した結果から、ZTF彗星は2度と太陽系に戻ってこない可能性があると考えられる。たとえ戻ってくるにしても、長い長い時間がかかるはずだ。 現在のZTF彗星の明るさは6等星を少し下回るくらい。理想的な条件(照明の影響をほとんど受けない真っ暗な空)下であれば、裸眼で見ることができるはずの明るさだ。
実際には、かなり難しいかもしれないが。 非常に暗い場所で裸眼で観察できたという報告もすでに上がってはいるが、見えたところで小さなぼんやりした点に過ぎない。
たいていの人は双眼鏡か望遠鏡、それに天体観測用のアプリがないと見つけるのは難しいだろう。 天体観測の素人がZTF彗星を観察したいなら、インターネットのライブ配信のほうが良いかも知れない。
Yahoo!ニュースより記事を引用
浜松市天文台より写真を引用