


当時は入場無料でしたが、今では拝観料と称して500円ほど取られてしまいます。ヒトを雇うのに最もコストが掛かると思うのですが・・・
最勝院五重塔の位置が分からない方のため、昭和49年に発行された弘前市地図を一番下に貼りました。地図のほぼ真ん中に最勝院五重塔があります。
ここは八坂神社を併設していて、通称「大円寺の宵宮」はこちらの神社で拝観します。昭和末期まで弘前市本町に住んでいたので銅屋町の八坂神社は、自宅の庭のようなモノでした。
「大円寺の宵宮」は、弘前市内で一番のにぎわいを見せる宵宮です。早い時間から祭り客が集まり始め、夕暮れ時になると露店が立ち並ぶ参道や境内は市民の活気で溢れます。除疫神・牛頭天王を祭る最勝院では、参拝客の姿も多く見られます。
平成初期までは八坂神社と最勝院五重塔の間に仕切りが無かったのですが、突如として仕切りを作られてしまい、せっかくの美観を損ねてしまいました。
この八坂神社には、ブランコや滑り台などの遊具が置かれています。幼少の頃から、よくここで遊んでいました。昭和末期にラジオ体操が聞こえたので参加しようと思ったら、学区が違う子は参加できないそうです。
本町は弘前市立第四中学区で、銅屋町の八坂神社は弘前市立第三中学区です。究極の学区の境界線に住んでいたワケですね。朝は仕方なく八坂神社から流れるラジオ体操の音を遠目で眺めながら聞いていました。

写真は弊ブログ管理者が撮影しました