
弘前城三の丸の雪吊りの頭飾りを撮ってから東内門方面へ歩いていきます。
雲間から太陽が顔を覗かせているので、順光で紅葉する木々を撮りました。人々もまばらで全く閑散としていて撮りやすかったですね。
弘前公園の紅葉はソメイヨシノと同じく低木が多いです。これは以前紹介した弘前方式の栽培方法で、中心木の上部をカットすれば他の枝に栄養が届くので低く横に大きく育ちます。
リンゴの木々もこれと同じように中心木の上部をカットして、リンゴの収穫をやりやすくしています。収穫が進むと重くなるので運搬に車が必要です。
そこでリンゴ農家は「バゲ」と呼ばれる軽トラックの屋根を取り除いたオープンカーで、リンゴ農園内の移動や運搬などに使っています。
「バゲ」と呼ばれる由来は諸説ありますが、「廃車になって登録が抹消されている車なのに園地では存在していること」から「おばけ(略してバゲ)」と呼ばれるようになりました。
11月中旬なのでリンゴの収穫が最盛期を迎えています。リンゴ農家のバゲもフル稼働していることでしょう。今年も11月上旬に帰省しましたが、行きつけの温泉の向かいにあるリンゴ農家では収穫前のリンゴがたわわに実ってました。

バゲとリンゴの写真以外は全て弊ブログ管理者が撮影