


上のアニメ動画は、ねぷたの開きになる牡丹絵製作の様子です。紙に蝋書きされ色付けされました。
大きさから言うと、下の写真で見られるような担ぎねぷたの下にある牡丹絵を制作しているものと思われます。
最初、和紙に線を引いて枠組みを整えてからロウで牡丹の絵を描きます。内側から外側へ同じような模様を描くと牡丹の絵の下地が出来上がります。
ロウが乾いたら牡丹の色付けです。その外側を際立たせるために背景を黒く塗ります。最後に格子の色を赤く濃く塗って乾かします。
三浦吞龍絵師は画業半世紀の超ベテランなので、まるで流れるように筆が進みます。今度は本ねぷたに描かれる牡丹絵の制作を見てみたいものですね。
協力 下新町ねぷた愛好会


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