ねぷた絵の場所と名前 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

☆ねぷた絵の場所と名前
鏡  絵……扇ねぷたの上の部分にあたる勇壮な武者絵(表側)
見送り絵……裏面の扉絵(裏側)
袖  絵……扉絵の両側の絵(裏側)
開  き……三角形の部分で鏡絵の受け皿にあたる部分。主に牡丹が描かれる(全体)
額  絵……開きの下に見える台の部分。正面に雲漢と書かれる(下側)
肩…………裏表の絵をつなぐ横の部分。町名などが書かれる(横)
た  め……鏡絵と袖絵の一部、半円になっている部分

歌舞伎絵が描かれている部分が鏡絵、“津軽衆”と書かれた場所が肩
歌舞伎絵が描かれている部分が鏡絵、“津軽衆”と書かれた場所が肩です。

牡丹の花が描かれている処を開きと言い、漢雲・武者絵が書かれている部分を額絵と言う
牡丹の花が描かれている処を開きと言い、漢雲・武者絵が書かれている部分を額絵と言う。
額絵の正面には必ず雲漢(漢雲)が書かれ、両脇の絵は眼が進行方向を向いています。

女性が描かれている部分を見送り絵と言い、その周りの絵を袖絵と言う
女性が描かれている部分を見送り絵と言い、その周りの絵を袖絵と言う。

開きに描かれた牡丹は旧津軽藩主・津軽家の家紋にあたる。雲漢とは漢雲のことで、乾いた川…つまり天の川のこと。肩の下には雲が描かれる。また、見送り絵と額絵の縁にも内側には蔦が、その周囲には雲が描かれています。
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