


初回放送のタイトルが「深さ120m!カリブ海の巨大穴ブルーホール」でした。963㎢という広大なベリーズのバリア・リーフの海域では、美しいさまざまな地形が見られます。
最も有名なのが3つの環礁のうちのひとつ、ライトハウス・リーフの真ん中にあるブルーホールです。
青く美しいサンゴ礁の海の一角が、まるで大きな穴があいたように丸く濃いブルーになっている神秘的な景観です。
カルスト地形が水没したと考えられていて、直径313m、深さ120mという迫力の大きさで“海の怪物の寝床”ともよばれています。
赤道海域に属するベリーズの海は常に20℃以上に保たれ、約400種を超えるのサンゴが生息しているといわれています。
水中生物も豊かで、絶滅の危機に瀕しているアオウミガメのほかにも、アカウミガメ、タイマイの3種のウミガメ生息しています。
ほかにも色とりどりの熱帯魚やイルカ、マナティ、ジンベイザメをはじめ、500種にのぼる魚類やそのほか軟体動物、甲殻類が棲みつき、独自の生態系が保たれています。
水の透明度が50m以上と高いエリアもあり、ダイビングスポットとしても人気を集めています。
ブルーホールは現地で"海の怪物の寝床"と言われており、世界のダイバーが憧れるダイビングスポットとなっています。
一番底の部分は120mもあり、大きな穴の側壁は鍾乳洞が広がっています。また「Gladden Spit」という場所では、ジンベエザメが会える場所としても知られ、3~6月の満月前後によく現れているようです。
海上からでもサンゴが確認できるほど水の透明度が高いので、ダイビングのライセンスを持っていない人でも、シュノーケリングで熱帯魚やサンゴを綺麗に見られます。暖かい気候ですので、ウェットスーツを着なくても大丈夫。誰でも気軽に楽しめます。
トラベルブック
より記事を一部抜粋
