

「中古タイヤ市場」のレトロ自販機コーナーは2017(平成27)年、タイヤ交換作業を待つ客に楽しんでもらおうと斉藤辰洋社長が開設。レアな自販機と手製の販売商品のマニアックさが話題を呼び来店者が続出したため、駐車場を拡張したほか、設置台数も48台に増設。斉藤社長は「本業を越す勢い」と話す。
鉄剣タローの自販機を引き取った経緯について、斉藤社長は「以前、鉄剣タローが直せなかった販売機を、部品取り機と引き換えに私が修理した。その縁でつながった」と明かす。
引き取った自販機は5台で、うち1台が修理したアイスクリーム販売機という。「うどん・そば、ハンバーガーの自販機はすぐに引き取り手が決まった。残った自販機を私が引き取った」とも。
「動かなくなった自販機を生き返らせるのがとにかく楽しい。レトロ自販機というが、若い人にとって食べ物が自動で出てくる機械は目新しいようだ」と斉藤社長。レトロ自販機コーナーは8月、新たに30台を増設した「2列目」を稼動させる予定という。鉄剣タローの自販機も並べる。「おそらく日本一の規模では」(斉藤社長)。
同コーナーは24時間営業。防犯上の理由から両替機は設置しないが、中古タイヤ市場の営業時間内(10時~19時)は店内で小銭の両替も受け付ける。
相模原町田経済新聞より記事を抜粋