在りし日の鉄剣タロー2 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

レトロ自販機の殿堂、鉄剣タロー

オートレストラン鉄剣タロー 看板 オートレストラン鉄剣タローでは食品自販機は不調だったが、ゲームコーナーの売り上げで埋め合わせていた。ところが、平成22年、県警の立ち入り検査があり、ゲーム機の一部が風営法に抵触するとして、50台以上が撤去され窮地に立たされた。

一方そのころ、懐かしさからか食品自販機がメディアに取り上げられるようになり、希少価値も相まって人気が再燃。同店の売り上げも数十倍に跳ね上がった。今では常連客も、メディアを見て新規に訪れてくる客も増えた。

「自分ができることで報いることができるなら必ずやる」。同店の女性管理人(63:2017/10/14当時)はそんな心構えで日々の仕事に取り組んでいる。

冷凍庫が故障したアイスの自販機と同型のものを客が見つけてきたときには、群馬県まで出向いて交渉した。数カ月かけて買い取ることができたが、冷凍庫を取り出すことができず、かといってそのまま使用することもできない事態に。

なんとか通電し、ルーレットが光る古い自販機を見て「勇気が出た」。「これを見た人にも何かを感じてもらえれば」とメーンのコーナーから少し離れた場所に置いてある。少しでも来店者に楽しんでもらうためだ。

一時期の文化ともいえる国道沿いのオートレストランを守り続けてきた理由について管理人は「惰性かな」と笑う。オートレストラン鉄剣タローは、多くの人に愛される埼玉県行田市の名所になりつつある。
産経新聞 より記事を抜粋

オートレストラン鉄剣タロー 外観
オートレストラン鉄剣タロー 外観

オートレストラン鉄剣タロー 内観
オートレストラン鉄剣タロー 内観