2021年11月19日 部分月食考察 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

限りなく皆既に近い部分月食

2021.11.19 20:00の気象衛星写真地球の影の部分月食昨夜は全国で97%近く月が地球の影によって隠される部分月食が見られました。右画像の雲の分布で見るとほぼ薄雲のように見られますが、地平線から僅かに昇ったところで起こる部分月食には不向きな雲でした。

北海道ではほぼ全滅状態で、名寄など一部では雲の隙間から僅かに部分月食が見られたそうです。北東北などは降雨があって津軽地方では見られなかったそうです。

関東でも所々に雲があって弊ブログ管理者が撮影した川崎市麻生区でも事前の予報はバッチリ見られるとありましたが、雲の隙間から何とか見られるような写真が撮れた程度でした。

また伊豆諸島や小笠原諸島も前線に伴う雲が厚くかかった状態で、部分月食は見られなかったそうです。逆に条件の良かったのが、それ以外の地域と言うことになります。南東北・北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄では好条件で、皆既月食並みの部分月食が見られたことでしょう。

雲が出ると撮影が難しくなり、少し長めの露出が必要です。ましてや露出時間が長くないと皆既月食並みの部分月食では地球に隠された影の赤みが映りません。

そこで地球の自転に連動した赤道儀が必要になるのですが、セッティングの時間が取れなかったのでいつものような三脚固定撮影になってしまったことは反省点ですね。

“ほぼ”皆既月食 140年ぶり 世紀の天体ショー「部分月食」 列島各地で