クイズタイムショック 山口時代中期 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

タイムショック'84.1.13

クイズ タイムショック クイズ本タイムショックのセットは企画段階で「どのようにテレビの画面でスリルとスピードを効果的に出せばいいか」と試行錯誤の末に「めんどうだね、時計の中に人間(挑戦者)を押し込んじまったら」とふともらしたスタッフのつぶやきがヒントとなり、番組のシンボルである「時計台」と「解答席」が誕生したと言われる。

解答席は時計台の前方に設置。背後のリフトによって椅子が上昇する。田宮・山口時代とも一貫して、椅子は時計台の正時の位置まで上昇していたため、クイズの最中はその周辺(57秒~03秒)が椅子に隠れて見えないのが常だった。番組初期の椅子は、マイクと2点式シートベルトを備えたのみの小柄で簡素なものだったが、田宮時代中期になると外周に電飾を備えた肉厚の椅子に変更された。

山口への司会交代後は、先代の装備を踏襲しつつも軽量化された。ゆりかごに似た形の椅子に変更され、フォルムもそれまでの角形から円形となった。この代より背後に出題用のスピーカーが追加装備されている。高さは田宮時代初期で2メートル、田宮後期~山口時代は3.5メートル。

時計台は解答席の背後に設置。時計台の外周に1 - 12の数字が記されたランプが配置され、該当する問題に正解すると正解ランプと共に赤く点灯する。時計台内部には読み上げられた問題の正解表示、及び現在獲得賞金額を表示するスクリーン(のちに電光板)がそれぞれ解答席の右に存在した。

クイズタイムショック3代目時計台(1974年4月 - 山口時代最終回まで)
秒針にハロゲンランプを使用。内部は縦に2本ランプを組み込んでいたため、発光していない中央部が黒い点のように見える。正時にあたる1秒目の秒針のみ他の秒針と異なり桃色となった。

1 - 12のランプの形は、1977年頃までは、2代目までのと同じ四角形(ただしランプは懐中電灯の如く、一点に点るタイプだった)だったものの、その後は丸くなった。さらに数字の書体が変わり、12のみ数字そのものが光る形になる。12そのものが光るタイプは1秒目(赤色の秒ランプ)と連動しており、仮に1問目を正解しても12は点灯しなかった。

スライド式時代では、0問正解のときは薄青地に金額表示なし、1 - 3問と12問は茶色地に白い数字、4 - 5問は深緑地に白い数字、6 - 10問は薄紫地に白い数字、11問は紺地に白い数字で賞金額を表示。

デジタル式時代では、表示部にLEDが使用され、0 - 3問までは赤、4 - 10問は緑、11問は橙色と正解数に応じて数字の色が変化し、後に3問までの時は点滅する仕様に変更された。12問、すなわちパーフェクト達成時は赤緑橙が交互に点滅(フラッシュ)した。

クイズタイムショック 山口崇
クイズタイムショック 山口崇