立佞武多 新作「暫」完成 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

青森・五所川原市の大型立佞武 新作「暫」完成

立倭武多 面の書き割り五所川原市の立佞武多の館で2021年7月9日、今年の新作大型立佞武多「暫(しばらく)」の組み立てが終了し、完成した。8月に予定されていた五所川原立佞武多祭りは中止となったが、同館に入場すれば見ることができる。秋に開催予定の代替イベントでのお披露目も予定されている。

大型立佞武多は、市街地の建物より高く、約23メートルある。7日から土台や輪切り状に分けたパーツを組み立て始め、9日に最上部の顔部分をクレーンで持ち上げ完成した。

五輪開催の年に世界に日本の伝統文化を紹介しようと、海外でも公演されることもある歌舞伎の演目「暫」を題材に作られ、主人公が見えを切る場面が表現されている。コロナ禍で祭り開催が危うくなった昨春に制作をいったん中断し、今年の2月に再開していた。

制作者の鶴谷昭法さん(39)は、「途中気持ちが切れることもあったが、やっと完成させることができた」とほっとした様子で作品を見上げ、「やっぱり顔を見てほしい。祭りはないですが、(作品を)見て少しでも祭りの雰囲気を感じて」と話した。

立佞武多 新作「暫」完成
立佞武多 新作「暫」完成