1957年10月に放送開始した『けさのニュース』(7時 - 7時15分)では、これまでとは異なりアナウンサーがテレビカメラの前でニュースを読む「顔出しニュース」の放送形態が採用された。1960年4月に放送開始した『NHKきょうのニュース』(22時 - 22時20分)では、スライドに表示されたニュースタイトルや写真が、アナウンサーとともに一つの画面に映される、現在のニュース番組の原型となる形態が、NHKでは初めて登場した。後にアイドホールの使用により、フィルム映像の映写も可能となった。『きょうのニュース』は、後に19時から30分の番組となり、現在の『NHKニュース7』の原型となった。