油川幼稚園ねぶた愛好会 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

油川幼稚園ねぶた愛好会・ねぶた師 不明

ある時、唐の6代皇帝玄宗がマラリアにかかり床に伏せた。玄宗は高熱のなかで夢を見る。宮廷内で小鬼が悪戯をするが、どこからともなく大鬼が現れ小鬼を難なく捕らえて食べてしまう。玄宗が大鬼に正体を尋ねると、「自分は終南県出身の鍾馗。武徳年間(618年-626年)に官吏になるため科挙を受験したが落第し、そのことを恥じて宮中で自殺した。だが高祖皇帝は自分を手厚く葬ってくれたので、その恩に報いるためにやってきた」と告げた。

夢から覚めた玄宗は、病気が治っていることに気付く。感じ入った玄宗は著名な画家の呉道玄に命じ、鍾馗の絵姿を描かせた。その絵は、玄宗が夢で見たそのままの姿だった。 この伝説はやがて一般に広まり、17世紀の明代末期から清代初期になると端午の節句に厄除けとして鍾馗図を家々に飾る風習が生まれた。鍾馗の図は必ず長い髭を蓄え、中国の官人の衣装を着て剣を持ち、大きな眼で何かを睨みつけている姿である。

鐘馗
鐘馗

虎
虎・送り絵

2014年8月3日に青森県庁向かいから撮影 管理者に無断での使用・複製・転載・流用禁止