
ヌイ環礁(Nui atoll)は、フェヌア・タプ島(Fenua Tapu)、メアン島(Meang)、モトゥプアカカ島(Motupuakaka)、パカントウ島(Pakantou)、ピリアイエヴェ島(Piliaieve)、ポンガレイ島(Pongalei)、タラロラエ島(Talalolae)、トキニヴァエ島(Tokinivae)、ウニマイ島(Unimai)とその他12島の計21島から成る。このうち最大の島は南端かつ東端に位置するフェヌア・タプ島(1.38㎢)で、西の島嶼で最大のメアン島、トキニヴァエ島、ポンガレイ島、タラロラエ島、パカントウ島、ウニマイ島、ピリアイエヴェ島、モトゥプアカカ島と続く。最も人口が多い島もフェヌア・タプ島で、フェヌア・タプとタンラケの2村がある。
祖先はキリバスのギルバート諸島から渡ってきたと考えられており、住民は今もツバル語のほかにキリバス語を話す。1568年にスペイン人航海士アルバロ・デ・メンダーニャ・デ・ネイラによって発見され、ヘスス島(Isla de Jesús、「ヘスス」とはイエス・キリストのこと)と名づけられた。
ヌイ環礁選出の国会議員はイアコバ・イタレリで、現在は総督と教育・スポーツ相を務めている。
