往来・補給のために1,380 mの滑走路があり、島の一辺は滑走路だけである。船の波止場もあるが、浅いサンゴ礁に阻まれて大型船は接岸できないため、大型船は沖合いに停泊し、そこから船積みの小型ボートで島にやってくる。
かつては、アメリカ沿岸警備隊が電波航法施設ロランC局を運用していた。1993年に海上保安庁千葉ロランセンターが業務を引き継ぎ、213 mのアンテナから1.8 MWの送信出力でロランパルスを発信していたが、ロランパルスを使用する船舶が減少したため2009年5月に廃止が決定。同年12月1日午前をもって廃止された。
島に駐在する職員のため、航空自衛隊のC-130H輸送機が月に一度、海上自衛隊のYS-11が週に一度、食料の補給や荷物の逓送のために飛来する。また、不定期で海上自衛隊のUS-1、US-2飛行艇や航空自衛隊のC-1輸送機が利用されることもある。物資等の輸送だけではなく、交代の職員もこれらの飛行機を利用する。硫黄島と共に日本郵便株式会社より「交通困難地」の指定を受けており、南鳥島の住所を記載しても郵便は届かない。

第二次世界大戦の際に戦闘を想定して島を要塞化していた(実際にはアメリカ軍による上陸・戦闘は起きなかった)ため、今もなおその時代の戦車や大砲の残骸などが残っている。
作家の池澤夏樹がどうしても南鳥島に行きたいということで、補給船に乗って1日だけ上陸したことがある。この時の状況は、彼の著作「南鳥島特別航路」に書かれている。