馬鹿が戦車でやって来る | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

馬鹿が戦車(タンク)でやって来る(予告編)

馬鹿が戦車でやって来る『馬鹿が戦車でやって来る』は、1964年に、松竹により制作・公開された、山田洋次監督・ハナ肇主演の映画である。

タイトルロゴでの表記は『馬鹿が戦車タンクでやって耒る』。「戦車」は「せんしゃ」ではなく「タンク」と読む。團伊玖磨の小説『日向村物語』が原作で、團伊玖磨は音楽も担当している。山田洋次監督作としては、『馬鹿まるだし』『いいかげん馬鹿』に続く、馬鹿シリーズ第3作である。

劇中に登場した旧陸軍の戦車は、新潟県の大原鉄工所が1951年に開発した「吹雪号雪上車」をベースに、300万円(映画製作当時)の費用をかけて改造したものであった。

中華人民共和国の共産主義プロパガンダ映画のパロディとも受け取れる内容であるため、評価が分かれることはあるものの人気が高い。

漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中で、主人公の両津勘吉が「少年時代にこの映画を見、心をうたれた」と話すシーンがある。これは作者の秋本治の体験を代弁させたもので、秋本は自分の好きな映画の1つに当作品を挙げている。