
しかし人気が高まるにつれ、大規模編成であるウィシングのライブ活動がままならなくなりやむなく解散。小規模編成による「松岡直也グループ」を結成。この中からは和田アキラ、高橋ゲタ夫、菅野真吾(現・カルロス菅野)、大橋勇(現・勇武)といった人気ミュージシャンを生み出している。
日本国外では1980年と1983年の2回にわたって、スイス「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に出演。特に1983年は大成功を収め、そこで演奏された楽曲は同年のアルバム『WELCOME』にも収録されている。
1985年には「ニュースステーション」をはじめとするニュース番組のテーマ曲を作曲。また中森明菜に提供した「ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕」の作・編曲を手掛け、同曲は第27回日本レコード大賞を受賞し、また松岡は日本作曲家大賞・優秀作曲家賞を受賞した。