Yes-Noは、1980年6月21日に発売されたオフコース通算19枚目のシングル。
この曲を聴くと、中学時代の初恋を思い出します。非常に思い出深い曲です。Youtubeには、Yes-No のライヴ映像もあったのですが、RABラジオから流れてくるレコード音源が一番耳に残っています。それをカセットテープに録音して、夜は寝ながら聞いていました。
時に愛は、1980年12月1日に発売されたオフコース通算20枚目のシングル。
この曲もYes-Noと同じテープに収録しています。やはりレコード音源が好きなので、このような紹介となりました。
同じく初恋の曲です。
基本的に痩せてて目が大きい子が好きなので、中学一年(1981年)の時にそのようなイメージにピッタリだった子がクラスの中にいたのです。何とかしようと思って、机から落ちた鉛筆(この時代はシャープペンシルが無かった!!)を拾ったり勉強で分からないことがあれば電話していたりしました。
またこちらから引くような態度を見せてみたりして、あの手この手で気を引きました。するとその子の視線を段々感じるようになり、ひょんなきっかけで向こうもこちらを好きだと言うことが分かりました。でもこちらから思いを伝えられないまま、二年生になると6組と7組に離れ離れとなりました。
しかし体育の時間、6組と7組は男女合同なのです。ちょうどフォークダンスを踊る時間が体育にあって、どうしても好きだったのでその子の手を思い切り握りました。お互い顔は真っ赤でした。それでも自分の気が小さかったこともあって、何も伝えることなく卒業を迎えました。
その後、一度だけ年賀状を交換したのですが、その子からは日の出の太陽に顔が書かれたイラストの年賀状が送られました。彼女は女子校、私は男子校に入ってしまったのですが、女子校の学園祭で偶然会いました。大きな声で名前を呼ばれましたが、彼女の風貌が不良少女そのものだったので3年越しの恋も一辺に醒めてしまいました。その場は軽く会釈してやり過ごしました。
それでもオフコースのこの2曲を聴いていると、遠い昔に中学校の野球部応援で一段上で応援していたその子が、懐かしそうな顔で私を見ていた姿が思い浮かべられます。44歳の誕生日を迎えた今となっては、非常に良い思い出として心の中に残っています。