Bossa Nova No Cafe…Mayumi Kaneyukiは横浜で生まれで、現在ロサンゼルス在住のシンガーソングライター
Bossa NovaのNovaとは、ポルトガル語で「新しい」、Bossaとは「隆起、こぶ」を意味する。従って"Bossa Nova"とは「新しい傾向」「新しい感覚」と言う意味になる。なお"Bossa"という語は、既に1930~1940年代に黒人サンビスタなどがサンバ音楽に関する俗語として、他とは違った独特な質感をもつ作品を作る人に対して「あいつのサンバにゃボサがある」などと使い、それらの楽曲を"Samba de Bossa"などと呼んでいた。
1950年代後半、リオデジャネイロのコパカバーナやイパネマといった海岸地区に住む中産階級の学生やミュージシャンによって生み出された。ブラジルでのヒットのきっかけは1958年にアントニオ・カルロス・ジョビン作曲、ヴィニシウス・ジ・モラエス作詞、ジョアン・ジルベルト歌・ギターによる“Chega de Saudade”(想いあふれて)のシングルレコードである。この時点では、ボサノヴァという呼び名はまだ生まれていなかった。