株式会社 小林脳行は、経営不振から1984年に倒産。翌年1985年に大阪市にある大手医薬品メーカーの小林製薬に営業権を譲渡し、小林脳行の全商品は小林製薬から発売されるようになった。「小林」の名称が共通のため両者間で資本・人材関係があったかのように誤解されやすいが、実際には両者との関係が全くなかった。
現在、小林製薬の東京支社がある建物は、小林脳行の本社社屋を一度解体、耐震性を強化し再構築した建物である。小林脳行から引き継いだ商品そのものは、生産が打ち切られているが、現在は「サニボン・F」の後継商品である「サニボン泡パワー」が唯一残る。
またテレビ番組におけるスポンサードの際の読み上げは「衛生薬品の総合メーカー、小林脳行」だった。