Wikipediaより抜粋
ヤロスラヴリ州(露:Ярославская область)はヤロスラヴリを州都とするロシア連邦の州。面積は36,400km²、人口は1,367,398人。モスクワとサンクトペテルブルクの両方に近く、州都ヤロスラヴリは幹線道路、鉄道及び水路が交差している。
穏やかな大陸性の気候。冬には雪が降り、夏は短いが暑い。かつて州域全体がモミやマツからなる針葉樹林で覆われていたが、現在は多くがカバノキとヤマナラシの二次林と農地になっている。沼地もまたかなりの部分を覆っている。
大型の動物は減ってしまったが、クマ、オオカミ、キツネ、ヘラジカ、イノシシなどはまだ生息している。また、多数の野鳥が生息している。ハト、ニシコクマルガラス、ズキンガラス、ミヤマガラス、イエスズメ、シジュウカラなどの鳥が都市でよくみられる。
州内を流れるヴォルガ川へはウーグリチとルイビンスクに二つのダムが建設されている。巨大なルイビンスク人造湖が存在する。鉱物資源は建築資材(砂、砂利、粘土など)と泥炭くらいしかないが、鉱泉はいくつか湧いている。