重積歯 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

重積歯
重積歯

重積歯X線像重積歯(じゅうせきし)とは、歯冠のエナメル質が象牙質と共に歯髄腔内に陥入する異常歯である。まるで歯髄腔の中にもう一本の歯が入っているように見えるので、歯内歯(dens in dente)と呼ばれる。

臨床的には、歯冠の陥入部に発達した盲孔や隆起の目立つものなどがありX線像で異常が明らかとなる。

写真は上顎側切歯の重積歯で、舌側面窩に結節状の隆起が発達している。その右側は同じ歯のX線像で、歯髄腔が根管部まで幅広く、硬組織が結節状突出部から根尖孔部まで侵入している。

差し歯などは重積歯ほどではないが、切歯の中心結節が盲孔となり、そこから虫歯菌が侵入してう蝕によって歯冠が失われたケースが原因である。