

一般に高度10000mの高さで日食を観測すると継続時間が30秒ほど伸びるはずですが、Glenn Schneider氏のサイトで見られた動画によると数秒ほどしか金環皆既日食の継続時間がありませんでした。
つまりこの金環皆既日食を正午中心食の海上で見ると、極細金環日食となってしまいます。
高度10000mの機上で見ても、全周に渡ってベイリービーズが見られました。海上の正午中心食は計算上皆既日食として見られるはずでしたが、実際は極細金環日食しか見られないと言うことが高度13411mの機上で撮影された写真から類推できます。


■サロスNo.124の構成
日食の種類 項目 数 %
全ての日食 - 73 100.00%
部分日食 P 29 39.72%
金環日食 A 0 0.00%
皆既日食 T 43 58.90%
金環皆既 H 1 0.01%
