きものの種類-絵羽⑥ | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

6.小紋
小紋は江戸小紋のような一色染めから、紅型小紋や更科小紋のような多色染めのおしゃれ着まで帯の合わせ方で幅広く装えるきものです。

小紋TPO・・・お稽古事・同窓会・旅行・お正月・パーティなど

柄付け・・・全体に繰り返し柄を配しており、同じ柄が連続してきものに入っています。仕立てた後、縫い目と縫い目の柄は合いません。
江戸小紋のきものに一ツ紋を付けておくと、色無地のきものと同様に格のあるきものとして着られます。但し慶弔両用にする場合、おめでたい柄は避けた方が良いでしょう。

生地・・・生地は一越縮緬などの縮緬類が主体で、光沢のある生地はあまり使いません。

コーディネート・・・それぞれの小紋の特徴に合った帯合わせをします。改まった席には派手すぎない袋帯か、九寸の織名古屋帯がよく合います。

金銀の入らない有職文のような格の高い帯を合わせれば、やや改まった席に向きます。また、紋付羽織を組み合わせれば入園・入学・卒業式にも着られます。
しゃれて着る場合、染め帯のお太鼓などがすっきりします。ミスの方には、丸組の無地も良いでしょう。
帯揚げは紋綸子の無地ぼかし、おしゃれ用には無地の縮緬、きものも帯もあっさりとした柄なら友禅でも合います。

加工・・・花鳥風月を図案的に表現した京小紋、一色染めで表現された江戸小紋、色使いがハッキリとした加賀友禅など種類も豊富です。