

プカプカ島(Pukapuka Island)は、クック諸島の主島ラロトンガ島から1100km西北に離れた北クック諸島にある島。ラグーンの中に3つの島があるが、プカプカ島以外は無人島である。総面積は1km²で、人口は800人(1964年)。
3つの島はそれぞれ3つの村に分割されていて、プカプカ島と2つの無人島にそれぞれ共同所有地を持ち、コプラ船が来る数週間前から共同で働く。
村のあるプカプカ島には天然の窪地があり、タロイモ畑になっている。世代から世代へと共同の作業によって拡大されたものであり、言い伝えによると、若干の家族は300年も続いているとされる。

村のリーダーは、いつどのような資源(タロイモ、ココヤシ、カニ、魚、海鳥)をとるかを判断し、その身分ゆえに毎年若干のココヤシを受ける。収穫において成人は平等の配分を受け、老人はきつい仕事をしなくても平等の配分を受ける。第二次世界大戦後、クック諸島のマニヒキ島から真珠貝がもたらされ、ラグーン内で飼育が行われている。
