2サロス目の皆既日食・観光編 1 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

7/27に戻る予定です。でも写真の現像やビデオの編集に時間がかかりますので、2006年3月29日に遠征に行ってきた紀行文を書きます。その後、田舎の青森県弘前市に帰省しますので、しばらく別のネタが続きます。どうか御了承下さい。

2006年3月29日皆既日食帯(1)乱立ツアー
2006.3.29の皆既日食〔サロス№139…29/71〕は、ブラジルの東海岸から大西洋を経て赤道を通過、アフリカのガーナに上陸後、サハラ砂漠と地中海を縦断してロシアとモンゴルの国境で日没となります。1サロス前の1988.3.18は、小笠原沖や東南アジアで見られました。この日食は、日本の領海内で皆既日食帯が通過したので大型船の甲板で観測しています。

今回は前回の日食より正午中心食寄りに観測地を決めたので、4分4秒継続する皆既日食が見られます。ちなみに日本からのツアーは、リビア・エジプト・トルコ・グルジアの四ヶ国選べます。全部で20社近くの募集がありました。
赤い点だけが観測可能な場所
また海外ではガーナ・ニジェールで観測するツアーもありました。日本から遠征する場合はエジプト以西だと旅費が割高になり、ビザの問題も出てきます。今回のリビアも長年に渡るカダフィ大佐の独裁政治が終わり、観光に力を入れはじめると言ってもビザを申請しなければ入国出来ません。

また、今回リビア政府は日食観測地を三ヶ所に分けて“日食観測入域料”を設定しました。約120ユーロかかるそうです。リビアではこちらのツアーに決めました。早期割引が可能な傾斜価格制度なので、11月末に申し込みをしました。
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