
ついに観測当日となりました。金環日食は午後からの現象なので、ゆっくりと機材の検分をしていたのですが、片方の一眼レフの電源を知らずに点けっ放しにしたせいで動かなくなりました。電池が消耗してしまったのです!あの暑い最中、同室のマサ様も別の用事で同行してくれることになり、早速Davidの街中を歩きました。生憎手持ちの$(パナマではアメリカドルがそのまま使えます)が無くて非常時のために取っておいたクレジットカードで清算を済ませました。ヤレヤレ…(>_<)
その後、マサ様がCDを買う用事があったのでCD屋を探しに街中を歩きました。ほどなくCD屋は見つかったのですが、開店時間前だと言うので近くの店に入って避暑しました。途中、パナマ金環日食のポスターが二枚貼ってある店があったので客のふりをしてポスターもらえないか交渉しました。
すると店頭に貼っていないポスターまでくれるとのことで、二人は喜々としながらホテルへ戻りました♪ホテルに戻る前から大の方が近かった私は、日通旅行のツアー客から「それ、なに持っているんだ?」と聞かれたのを振り切って脱兎の如く部屋に駆け込み用を済ませました(^^ゞ

日食観測を12回もやっていると手際が良いもので、下にはゴザを敷き、観測中疲れないようにパイプ椅子を用意します。パイプなので尻が痛くなると思い、座布団も持ってきました。あとは機材設置のオンパレードです。観測地でファッションショーをやりに来たワケではないのですが、1999.8.11ブルガリア皆既日食でゲットした皆既日食Tシャツと首にタオルを巻いて金鳥を皮膚にかけて準備万端で臨みます。

右の写真は、観測地をGoogle mapで500m上空から見たものです。赤い点が観測地、左の青い点が撮影中にディスコ音楽が大きく鳴っていた会場です。
空は青く晴れてとても暑いです。その頃、カキ氷屋さんがやってきて人だかりができました。その製法は、ピエロの帽子みたいな紙を器具にセットして、それを逆さにしてカンナで削るように氷を中に入れると言うおよそ日本人が発想もつかないものでした。このカキ氷は25セントだそうです。日本でこれをやれば良い商売になるかなぁ…な~んて思いました^^ゞ
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