コカ・コーラ Hi-C | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

コカ・コーラ Hi-C CM集

HI-Cの510g缶Hi-C 缶Hi-C 空き缶Hi-C 自販機Hi-C(ハイシー)はコカ・コーラ社の果汁入り清涼飲料水(一部炭酸飲料)の名前。

1940年代にミニッツ・メイド社のブランドとしてアメリカで発売。その後ミニッツ・メイド社がコカ・コーラ社に買収され現在に至る。日本では1973年にオレンジ、1974年にアップルが255グラムの缶入り製品・果汁50%で発売され、瞬く間にヒット商品となった。

1976年に果汁分を10%に落とし、清涼感を増して飲みやすくしたHI-Cエード缶(オレンジ・グレープ)が発売される。従来のHI-Cは果汁本来の味わいを楽しむ高級路線、HI-Cエードは清涼感を楽しむ大衆路線といった住み分けができる。

1980年にHI-CエードはHI-Cサンフィルに改称され、1リットルサイズのリターナブル瓶製品なども発売され好評を得る。当初はこれら果汁入り缶飲料を生産できる設備はサツキコカ・コーラキャンニング埼玉工場、富士コカ・コーラボトリング海老名工場、山陽コカ・コーラボトリング本郷工場などにしかなかったため、当該の工場で生産された製品が全国に出荷された。

1990年になるとこの仕切りがなくなり、全製品がHI-Cに一本化されることとなった。この変更でオレンジ・アップルは果汁20%、その他製品は果汁10%となる。この時期には果汁100%のHI-C100シリーズも発売される。

1996年にミニッツ・メイドの100%果汁のジュースが出回ったことやライバル社伊藤園から伊藤由奈のCM出演でもあるビタミンフルーツシリーズの100%果汁の飲料が自販機やコンビニや食料品店に出回った為、HI-C100シリーズの姿が消えていってしまった。

その後はパッケージを何回かリニューアルして販売されるものの、HI-Cブランドを用いた新機軸の飲料の乱発→すぐに終売が続き、それに伴うように自販機や食料品店から急激に従来のオレンジやアップル味のHI-Cまでも消えていってしまった。そして2000年に新ブランドの果汁入り清涼飲料のQooが発売され、HI-Cは飲食店向け200ミリリットル瓶入り製品とカップベンダー用製品となり日本市場での役目を終えた。

その後2006年に昭和60年代のデザインを用いたHI-Cの復刻版(マンダリンオレンジ、アップル)が限定販売されたことがある。

上記のCMが流れていた頃は、よくHi-Cを飲んでいました。知らないうちに店頭や自動販売機から消えてしまったので行方知らずでしたが、QooがHi-Cの系譜だったのですね。

CM 1979 HI-C オレンジ