The Cat Concerto | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

ピアノ・コンサート

Wikipediaより抜粋
『ピアノ・コンサート(The Cat Concerto1947年4月26日(制作は1946年)(劇場公開時 「猫の演奏会」))』は
トムとジェリーの作品のひとつ。1947年アカデミー賞受賞作品。

大勢の観客の中でトムのピアニストとしてのピアノリサイタルが始まろうとしていた。    
曲目はリストのハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調。 
トムによるピアノ演奏は延々と進んでいった。だが、グランドピアノの中には実はジェリーの家があった。
ピアノ内のハンマー(何故か弦の上に付いてる)を寝床として眠っていたジェリーは演奏中に皮肉にもあばれるように動き出してまうハンマーに起こされ、弦のすき間に放り出されてしまう。 

本作品はトムの弾く鍵盤が現行の音楽の譜面と一致しており(ただし若干キーが変更されている箇所はある)、映像と音楽が調和した完成度の特に高い作品として高く評価されている。
本作品中、ジェリーはトムへの仕返しとして演奏中のトムの指を、ピアノの蓋で挟んだり、いつもお馴染みのネズミ捕りの罠に挟んでしまったりしてトムは演奏中にたびたび痛い目にあっているにもかかわらず、ピアノ演奏中のため
「オゥーッホッホッホッ!」「アアアアアアアーー!」等の叫び声を珍しくあげず、それに耐えながらリストの曲を完璧に、足でも弾くという神技をみせ、最後まで演奏する。
途中ジェリーが曲を変えてしまう場面がある。その曲とは1946年のミュージカル映画「The Harvey Girls」(ジョージ・シドニー監督・ジュディ・ガーランド主演、日本では劇場未公開かつ未ソフト化)でアカデミー主題歌賞を受賞した「On the Atchison, Topeka and the Santa Fe」である。


トムとジェリー★トムとジェリーは日本では何回も放送されているアニメファンには御馴染みの番組です。
このピアノコンサートはアカデミー賞を受賞するほどの秀逸な作品で、トムの動きに合わせて実際にピアノを弾いて収録しています。

現在は、東京MXテレビが毎週日曜日 19:00~19:30で放送中です。実際には後半の5分間に天気予報が放送されるので、19:00~19:25までの放送です。

初期の放送に人気があり、1964年(昭和39年)5月13日から、1966年(昭和41年)2月23日まで、毎週水曜日の19:30 - 20:00にTBS系列(JNN)で放映されたアニメには根強いファンがいます。
トム - 八代駿 ジェリー - 藤田淑子 ナレーション - 谷幹一

1980年から1981年に日本テレビ系、木曜スペシャル枠で「おかしなおかしな トムとジェリー大行進」として単発で放映。その後1981年から1982年まで日本テレビ系でレギュラー番組として放映。
この時の声優は トム 高橋和枝 ジェリー 太田淑子 ナレーション 植木等

初期に比べて作風が変わってしまったので、初期のハンナ=バーベラ第1期(1940年~1958年)に作成されたトムとジェリーしか興味がないです。これは、ジーン・ダイッチ期(1961年~1962年)とチャック・ジョーンズ期(1963年~1967年)に作られた時代のアニメの製作者たちがトムとジェリーの旧作(初期)をほんの少ししか見ずに作ったため、作品は旧作ファンからは奇妙なものと見られました。キャラクターの手振りはモーションブラーを使うなど非常に高速で、むしろ病的にすら見えました。またサウンドトラックはまばらでしかもリバーブ(反響音)が大きく、音響効果はSF映画のような音を使い、会話も話すというよりもごもごするように聞こえました。

以下に紹介する作品もピアノが出てきて内容も秀逸なアニメです。
特に音楽が素晴らしく、このアニメのためにJAZZも同時収録で演奏されています。

土曜の夜は

土曜の夜、お手伝いさんはおめかしをして家の外へ出かけていってしまう。
家の中には誰もいない。大喜びのトムは悪友を家の中へ呼び込みジャズパーティを始める。
一方ジェリーはベッドに入って眠ろうとしていたのだが、トム達が流し続ける音楽のせいで眠れないでいた。
ジェリーはトム達に抗議しに行くが何をしても音楽を止めようとしない。挙句の果てにジェリーはブラインドの紐でぐるぐる巻きにされてしまう。
最後の手段でジェリーは「オールナイトでトランプを楽しむ会」〔旧版。現在のDVDは「ラッキーセブンサタデーナイトブリッジクラブ」〕つまりお手伝いさんの出かけ先へ電話し、お手伝いさんを家に戻すことに成功する。もちろんパーティは中断しトムは痛い目にあう。

この作品は、お手伝いさんの黒人が白人に描かれた白黒作品もあります。比較してみると面白いです♪