炎天下の皆既日食・哈密編3 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

(15)新聞入手の手違い
哈密名産のハミ瓜A班のバスに中村さん、B班のバスは伊藤さんが添乗していました。中村さんは明後日顔を出すとのことで一旦別行動となりました。現地ガイドの胡さんが、一人で添乗員並みに頑張ってこの地域を案内します。自分がこのツアーの企画者ですと伝えてから何となく仲良くなりました。特に添乗員が伝えなかったので、知らなかったそうです。中村さんが座っていた座席に座り旅の進行と計画を胡さんと話しました。皆既日食の翌日は必ずコロナが一面に掲載された新聞が出るので、巴里坤県と烏魯木斉で販売されている新聞を調べます。

哈密博物館哈密博物館を出てから昼食を取ったのですが、既に新聞は買われていました。A班のバスに置かれていたので見てみると、哈密博物館の椅子の上に置かれていた昨日の新聞と同じ内容でした。次に寄った哈密王墓で添乗員の伊藤さんに聞いたところ、この辺の新聞は土日休みで金曜日に土日分をまとめて出すらしい。昨日のコロナが映った新聞は月曜日まで買えないことが分かりました。月曜日と言えば烏魯木斉を出発して帰国の途に着く日です。帰国当日にコロナが映った新聞が発行されても買いに行けません。

哈密日報「コロナが映っていなければ、これは只の資料になってしまいますよ。皆さん、コロナが映った新聞を見たいんですから…」『もう買ってしまいましたので、この新聞でお願いして戴けませんか?』まぁ確かに新聞を注文したし、そこで売られているのが土日版も含めた今日の新聞と言うことであれば仕方ないのですが…

コロナが映っている新聞を買いたいと事前にメールで中村さんに伝えておいたはずだし更に新聞を買う予定があるので、この轍を踏まないように「コロナが確実に映った新聞をお願いします。」…と伝えました。多分忙しくてコロナが映っている新聞を入手することまで手が回らなかったのかも。または中村さんからの指示が伝わっていなかったと思います。

コロナが見られた観測地から中村さんを含めた他のスタッフは巴里坤日報を入手中とのことで、コロナが映っていない新聞は買わなくても良いですよ…と伝えておきました。ところが巴里坤日報は先月潰れてしまい、哈密日報に吸収合併されていました。残りの烏魯木斉で売られている新聞を胡さんの会社の方が調べて下さったのですが、全てコロナの写真が一面に掲載されているとのこと。迷わず必要な人数分を買って戴くことにしました。新聞代は実費で元立てで買います。これは明日皆さんに配るそうなので、費用もそこで支払います。観測地でコロナを見られなかったので、どんな形のコロナが見られたのでしょうか?

写真と記事は弊ブログ管理者が撮影・執筆しました