Wikipediaより抜粋
世界一周双六ゲーム(せかいいっしゅうすごろくゲーム)は1980年4月6日から1986年3月30日まで放送されたABC製作のクイズ&ゲーム番組。青森県では放送されなかった(>_<)
司会 乾浩明(当時ABCアナウンサー)
出題 松本洋子→寺嶋千恵子→中村友美
アシスタント 岩崎ちひろ
知識・反射神経・運を試すクイズ&ゲーム番組。クイズに解答してサイコロを振りながら、すごろくに見立てた世界地図上を進み、世界一周を目指すというコンセプトの、視聴者参加型クイズ番組であった。
司会だった乾の大阪弁丸出しの演出・司会振りが受けて、1983年3月6日よりテレビ朝日系全国ネットに昇格、同じ日曜日19:00-19:30の30分間の放送となり、たちまち全国でも人気番組となり、乾も人気が全国区となった。
早押しクイズで解答権を得てクイズに解答後、正解・不正解に関わらず電光サイコロを振り、出た目の数だけすごろく形式の世界地図の50都市を進んでゴールを目指した。正解はサイコロの出た目の数だけ進んだが、逆に不正解の場合は出た目の数だけ下がった。ただし、不正解で戻ったにもかかわらず、飛行機に乗れる都市へ戻ったために、逆に前進するケースもあった。各解答者席の左下に進んだマスのカウント(0-50を電光表示)、右下に現在位置の表示(鉄道などで用いる反転フラップ式案内表示機、俗にパタパタ)をしていた。なお、問題文が途中だった場合は、解答した後に残りが読まれた。
世界地図を模したセットのゴール付近の真下に、長四角の枠に沿って1-6の目が各4つずつ並べられたルーレット型の電光サイコロが配置されており、解答者はこれを見ながらボタンを押してルーレットを止めた(解答席のモニターを見て止める事は出来ない)。その際、解答者の顔を映した映像を枠の中に合成した画面が映し出され、その映像の隅を1-6の出目が高速で時計回りに移動していた。タイミング良くボタンを押せば狙った目に止める事が出来る。その為、完全な運任せではないが、緊張と電光サイコロが超高速(一周0.8秒)の為、上手くいかない事が多い(勿論、上手い人もいる)。電光サイコロを振る前に乾がどこで止めなければいけないかを的確にアドバイスしていた。
本来は標準語を話さなければならないはずのアナウンサーながら、まるでタレントのような乾の出場者への大阪弁の情け容赦ない辛辣なツッコミや、独特の強引な司会進行ぶりが爆笑を誘うのが特徴であった。解答者以上に乾本人が興奮して盛り上がることもしばしば。
「ガックリ都市」へのサイコロの目が出ないように大声で、「2・5はあきまへんでー!」、「ええか!?ええか!?(稀に「いいか!?いいか!?」と言うこともある) 3やぞー!」、「3・6ダメ!3・6ダメ!3・6ダメ!」、「4はいけません!」、「1はいかんよ!」、「1・4ダメ!5・6!」、「5だけダメ!」
「ガックリ都市」に入った際の、「あー!、4はあかんと言うたやんかー…」、「何をしとんねんなー!」、「ゴメン!」、「やめて!」、「もうイヤー!」、「いかんちゅうに!」、「どないした?」、「あー!入ってしもった!」
同じ数字を出した際、「1が好きやなー!」、「さっきから4ばっかしだな!」
「ラッキー都市」やゴール(特に「ジャスト宣言」時)などへのサイコロの目が出るように大声で、「6・6・6・6・6でっせー!」、「とういうことは6ですよ!」、「2以外にない!」、「ラッキー都市狙おうか!」
などの言葉を発していた。誤答した際や「ガックリ都市」に入った際、乾が凄い剣幕で解答席に飛んで行き、怒鳴り込むこともあった。
このように出場者を応援しているかのように盛り上げるテクニックもうまかったため、真似をする子供も多くいた。
一方、解答者の中にはサイコロを振る時、乾のツッコミの影響で余計緊張してしまい、ルーレットを止めるスイッチを押すところを、誤って解答用の早押しボタンを押して収録会場内が大爆笑になったこともあった。
