1964年8月に運行されたねぷたを紹介します。青森県弘前市土手町で撮影。画像をクリックすると写真が出ます。
弘前大学・絵師 竹森 節堂

弘前大学が表具師に依頼してこの年以降、全ての鏡絵と見送り絵と袖絵が裏打ちされ当時の状態のまま保存されています。この頃のねぷた絵は、どんなに素晴らしい絵でも骨組みを洗う際に全て外して捨てていました。弘前大学では、“ねぷた絵を裏打ちして保存する”と当時の絵師で一番人気があった竹森節堂に約束して絵を描いて戴いたそうです。
それ以降、竹森節堂が亡くなるまで弘大のねぷた絵は描き続けられました。その後、石澤 龍峡・阿部 義夫・三浦 呑龍・高橋 翔龍・八嶋 龍仙の各絵師によって弘前大学のねぷた絵は描かれて現在に至ります。(敬称略)
団体名不明・絵師 竹森 節堂

画題は“列仙伝 大真夫人”で、現在も数多くの絵師に描き継がれている竹森先生の名作です。
写真撮影は、私の叔父である青森市在住の原田氏が撮影したものです。これから1994年まで撮影した写真を紹介致します。ちなみに自分が撮った写真は、(C)Keietsu Sayamaとかhttp://eclipse.star.gs/lock/とロゴが付いています
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