美深-東美深-辺渓-仁宇布…北見大曲…上徳志別…志美宇丹…辺毛内…
歌登…下幌別…(南枝幸信号場)…北見枝幸
黄色表示は未成線区間の駅名
美幸線の特徴
美幸線は国鉄赤字日本一で有名になった路線で、年によって違いはあるものの100円の収入を上げるのに3000円の経費が必要だった。それでも白糠線より廃止は遅く、終点の仁宇布駅からまっすぐ東に整地された路盤が伸びていて、約76㎞先の北見枝幸駅まで工事は完成し後はレールを敷くだけだった。
“日本一の赤字線に乗ろう”という逆境を逆手にとったキャッチコピーが受けたのか、観光シーズンには都会風の若者が車内で見られた。廃止後は保存状態が良く仁宇布駅のホームと共に静態保存されている。1998年7月4日から美深町有志が集まり、NPO法人トロッコ王国美深を立ち上げた。高広駐車場までの5kmがトロッコ王国の領土で、かつての路線跡をエンジン付きのトロッコで一往復できる。






