


朱鞠内湖は、ダム建設のために作られた人造湖です。朱鞠内湖に最も近い駅は、上述の湖畔駅でした。湖畔駅舎は、全体に水色のペンキで塗られたカラフルな駅舎でした。この駅は、全体像を撮らず車窓から駅名標だけを撮ったために写真がこれ一枚しかありません。ちなみに国鉄時代は臨時乗降場の扱いで、JRになってから正式な駅となりました。
以下、Wikipediaより抜粋。
朱鞠内湖(しゅまりないこ)とは、北海道幌加内町にある雨竜第1ダムと雨竜土堰堤(22mのアースダム)によって出来た人造湖。雨竜川上流に位置する。 1941年(昭和16年)に工事着工。当初は飛島組(現・飛島建設)が請け負ったが、難工事であることと会社の財政難により中断。その後は王子製紙の子会社として設立された雨竜電力株式会社が工事を引き継いだ。 1943年(昭和18年)に完成を見るまでに、のべ数百万人の労働者を動員。 ダム完成後は、日本最大の湛水面積(広さ2,373ha)を持ち、総貯水容量も戦後に佐久間ダムが完成するまで日本一だった。
湛水に伴い入り組んだ複雑な湖岸や大小の島が誕生し、周囲の原生林を思わす森林とも相俟って、さながら天然の湖の様相を見せる。1974年に湖周辺は朱鞠内道立自然公園に指定され、カヌーやボートで釣りをする人の姿が多い。特に釣りに関しては、今や「幻の魚」とされるイトウが棲むと言われている。冬季間はワカサギ釣りでも賑わいを見せている。
なお朱鞠内湖付近は、内陸で標高も高く盆地状で緯度も高いため、北海道内でも特に寒冷な地域として有名。条件が良ければ冬にダイヤモンドダストも観測可能。
