





リビアの通貨はディナールと言って、トリポリ空港では30$で35ディナールの換算レートでした。1ディナールには、カダフィ大佐の肖像画が描かれています。
珍しいのは1/2ディナールです。単位の半分の通貨なんて初めて見ました。紙幣には透かしが入っていますが、日本の通貨のように精巧な技術で作られたものではなく、細くて薄い線を組み合わせて作られたようです。
一般的なリビア人の収入は約5~6万円だけですが、そのぶん福利厚生は行き届いています。例えばトリポリの例を挙げると、住宅や水道光熱費はタダ!
ガソリンは産油国だけあって1㍑辺り10円で買えます。自家用車も税金は国で払うので、新車は約90万円で買えます。但し高級車と4WD車は個人輸入となり高く付きます。
発電の全てを火力に頼り、隣のチュニジアやエジプトにも無償で電力を供給しています。また年金は働いていた時の給料の2倍もらえます。なんだかリビアの居心地の良さにフラフラしてトリポリの雑踏の中に吸い込まれそうですね。